防水工事とは?【千葉船橋八千代の防水工事】

防水工事とは?

はじめに

防水工事とは、コンクリート建造物の雨や水にさらされる部分を防水処理することで、建物内部に水が染み込むのを防ぐ工事となります。建物は降雨水や生活用水などを遮断して漏水をしないようにしていきます。建物外部の水が室内に侵入するには、「水が存在すること」「水が通過する隙間があること」「水を移動させる力が働くこと」の3つの条件があり、いずれか1つを除くことにより、水の侵入を防ぐことが出来ます。防水工事ではこのうち隙間・移動力を防ぐことで水の浸入を防ぎます。
雨や雪などの降雨水は屋根・屋上、ベランダ・バルコニー、外壁、窓枠周辺に、上下水道、風呂水、洗濯水、調理水などの生活用水は、浴室、台所、便所、受水槽に、地下水など地下部や産業用水では人工池プールなどに防水工事が使用されています。中山工業では防水工事も取り扱っております。


~目次~

なぜ、防水工事がひつようなのか?
防水の種類と工法、特徴

ウレタン防水
シート防水(ゴム)
シート防水(塩ビ)
FRP防水
アスファルト防水
シーリング防水


なぜ、防水工事が必要なのか?

特に鉄筋コンクリート構造物においては定期的な防水工事が必要になってきます。漏水は建物内部に損害をもたらすだけでなく、建物の耐久性能が著しく低下し始めます。
その他にも、住宅の屋根・外壁・ベランダなど、雨や水の浸入の可能性がある部分には防水工事を行ないましょう。防水工事を行なうことで、建物の寿命を長くすることができます。

防水の種類と工法、特徴

防水の種類ごとの特徴を説明してまいります。種類毎に耐用年数や金額、お勧めの仕様箇所等が大きくことなるので、各防水の種類の特徴を理解しながら、防水工事の選定を進めていきます。

  耐久年数 価格 お勧め対象 厚さ
ウレタン防水 12年前後 普通 全て 3.0mm~
シート防水(ゴム) 13年前後 安い 屋上 1.2~2.0mm
シート防水(塩ビ) 13年前後 安い 屋上 1.5~2.5mm
FRP防水 10年前後 普通 ベランダ 3.0mm~
アスファルト防水 20年前後 高い 屋上 5.0mm~10mm

上記の方法を大分類でメンブレン防水と言います。メンブレン(en:membrane)とは膜を意味し、メンブレン防水は、不透水性の膜を防水が必要な箇所に形成することを言います。施工形態により、液状の樹脂類を用いる塗膜防水工法、予め膜状となっているものを現場で貼り付けるシート防水工法、膜状のものを液状のもので間隙無く張り合わせる複合防水工法とに分けられます。

その他にも、浸透性防水やシーリング防水の大きな分類があります。
シーリング防水は外壁と窓枠や、プレキャストコンクリート相互間を目地状に塞ぐことを指します。ペースト状のものを充填して仕上げる不定形シーリング材と、予め成形されたものをはめ込む定形シーリング材(ガスケット)とに分けられます。


ウレタン防水

ウレタン防水は、ポリイソシアネートを主成分とする主剤と、ポリオールを主成分とする硬化剤を、撹拌して塗膜する防水法です。下地の形状に馴染みやすく、水密性が高い連続皮膜が得られるのが特徴です。一言で言うと、下地に塗るだけで防水層を形成する工法です。ウレタンは不定形材料のため、施工場所の形状が複雑でも、簡単かつ確実に施工できるのが特徴で、しかも軽量です。施工場所に物があっても、別素材の旧防水層があっても、その上から施工できます。材料を塗るだけなので、改修工事として簡単な工事であり、工期も短く済み、コストも全面改修に比べ半分以下で済みます。また撤去する廃材も出ないので、環境保全・産廃処理の観点からも優れています。

長所と短所

ウレタン防水は、液体のウレタンを塗膜することによって防水層を形成する工法なので、下地の形状に馴染みやすく、また簡単で短期間で終わり、さらに安価であるという長所がありますシームレスな防水層ができるので、屋上やベランダなど施工場所を問いません。また臭いも発生せず熱の発生もないので、周辺環境へも優しい工法です。既存の防水層があってもその上から塗ることが出来、また高性能のウレタンを重ね塗りして弾性を高めることも出来ます。
ウレタン防水は簡単に安価に防水層を塗膜できる工法のため、最近広く使われています。短所らしい短所はあまりありません。しかしあえて挙げるならば、人の手で塗るため、完全に均一にはならないということ、完全な外観にはならないということでしょうか。もちろんこれは、専用の機器を用い、最低限にすることが出来ます。また、経年による劣化と、亀裂に弱いことが挙げられます。これは上から重ね塗りすることによって解決出来ます。


ゴムシート防水

ゴムシート防水は、シート状に成形した合成ゴム系の防水シートを、接着剤などで下地に貼り付ける防水工法です。シートそのものは安定した分子構造を持ち、ゴムのため伸縮性が高く、耐候性にも優れますが、シート同士の接着は接着剤と粘着テープによるので、溶融一体化しないという特徴があります。また厚みが薄いのでやや損傷しやすいのも特徴です。
しかしコスト面で比較的安価であり、手軽にでき短工期で済む工法なので、目立ちにくいところの工事や応急処置としては、最適な防水工事と言えます。また軽量であるのも大きな特徴で、上に保護層を塗れば軽歩行も可能です。接着工法と、塩ビシートの特徴を取り入れた機械的固定工法があります。

長所と短所

ゴムシート防水の長所は、材質が合成ゴムなので、伸縮性が高く伸びがあり、下地の亀裂にも柔軟に追随することです。温度による物性変化が少ないので、施工地域による制約も少なく、耐用年数も長いです。ゴムシートを接着剤と粘着テープによって貼り付ける工法なので、短工期・低コストです。目立ちにくいところの防水工事や応急処置にも最適です。また軽量なので、木造建築にも向いています。上から保護層として塗装材を厚塗りすれば、軽歩行も可能です。ゴムシート防水は、しっかり接着するために、下地が平らである必要があります。そのため複雑な形状には採用にしにくい工法です。シート同士を貼り合わせるので、接着剤の性能がそのまま防水の性能となる傾向があり、接着剤の耐用年数が問題になります。紫外線でシートが次第に劣化していき、またシート自体が薄いため、鳥害や衝撃に弱いという特長もあります。また、接着剤や素材自体に化学物質を使用するので、シックハウスに注意する必要があります。


塩ビシート防水

塩ビシート防水工事とは、塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける工法です。シートを接着剤で貼るだけなので施工性に優れており、複雑な形状や狭い場所でシート同士のジョイントがたくさん発生した場合でも、シート同士を熱風で溶かして一体化できます。既存の下地があっても、下地調整がほとんど必要ありません。紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を持ち、耐候性に優れています。また鳥害も受けません。単層防水のため工期も短く低コストで済み、また意匠性に優れ、色や模様がプリントされたシートもあります。接着工法と機械的固定工法があり、後者では下地が湿潤状態でも施工が可能です。

長所と短所

塩ビシート防水は、耐候性の良い塩化ビニール樹脂をベースに、耐久性を付与した防水シートを使用した工法です。紫外線・熱・オゾンに優れた耐久性を持ちます。カラフルな色や模様を生かしたものもあります。高い伸縮率と耐摩耗性を持ち、保護層なしで軽歩行が可能です。また鳥害も受けにくく、鳥のついばみによる穴開けも発生しにくいです。シートは柔らかく曲げやすいので、施工しやすく、下地の撤去が必要ないので改修工事に最適です。短工期・低コストで済みます。塩ビシート防水は、シートを使用するので、しっかり接着するためには下地が平らである必要があります。シート同士の接合をしっかりする必要がありますが、接着剤でうまくいかない場合は、熱風で溶かして接着する必要があります。またシートを急に曲げたりすると、切れやすくなります。また、塩化ビニールは元々硬い素材で、柔らかくするため「可塑剤」が添加されていますが、それが気化してしまうと当然硬くなり、割れやすくなります。耐久年数は10~15年です。


FRP防水

FRP防水は、強度が高く耐久性に優れたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を応用し、FRPの被覆防水層を形成する工法です。その防水層は軽量かつ強靭で、耐水・耐食・耐候性に優れていることが特長です。軽量強靭であり、保護層が不要で、直接露出防水として施工できます。重歩行や車両走行にも耐えられます。また硬化するのが速いため、一日か二日で施工作業が完了します。出来上がった防水層は継ぎ目のないシームレスな構造になり、外観的にも奇麗な仕上がりになります。ただ施工中(樹脂が硬化するまでの間)は、臭いが周囲に広がることがあるので、臭気対策が必要です。最近では特に木造住宅のバルコニーや、屋上、薬品層や下水道施設などに使われています。

長所と短所

FRP防水には最近注目されている防水材です。ガラス繊維で補強されているので軽量ながら強靭で耐久性に優れ、重歩行や車両の走行も可能です。様々な形状に施工でき、継ぎ目のないシームレスな層を形成します。下地への密着性が強いので防水性に優れ、下地の膨張・圧縮にも剥離の心配は少ないです。様々な形状に製作でき、着色も自由です。硬化速度が速いので、施工も一日か二日で完了します。さらに保護層が不要で、建物自体を軽くできます。
FRP防水は、プラスチックならではの欠点がいくつかあります。まず紫外線が長期間当たると、劣化してヒビ割れてしまうこと。これが最大の欠点です。定期的にトップコートを塗り替える必要があります。伸縮しにくいので、地震などで建物が揺れた場合も、ヒビの危険性があります。また施工(硬化)の際に化学物質が発生するので、臭気対策をする必要があります。あとはリサイクルが難しい点も、長い目で見れば欠点でしょう。


アスファルト防水

アスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを含ませコーティングした、シート状のルーフィングを貼り重ねて形成する工法です。ルーフィングを積層することにより、水密性に優れた防水層が構成されます。熱工法は、アスファルトを高熱で溶融し、シートを複数枚交互に積層します。密着工法と絶縁工法があります。トーチ工法は、シートの裏面と下地を、バーナーであぶり溶かしながら貼り付けます。密着工法と絶縁工法があります。常温工法は、液状のアスファルト材を用い、ルーフィングを複数枚交互に積層して貼り合わせます。接着工法と絶縁工法があります。いずれも、防水層が厚く連続しているため、施工のばらつきが少なく、信頼性の高い工法です。

長所と短所

アスファルト防水の長所は、歴史が古く、信頼性が高いところです。アスファルトを染み込ませるので、防水性能を確保しやすく、コストもそれほどかかりません。防水層が厚く連続するので、水密性が高いのも特徴です。最近では工法が改善され、工事中の臭いの発生も少なくなっています。保護モルタルで押さえれば耐久性もかなり高くなり、また他の工法よりも耐用年数が長いので、メンテナンスの回数も減少させることができます。アスファルト防水にも短所があります。高熱で溶かす必要があるのでその際危険があり、工事中に臭いが発生します。
幾層も重ねた上にアスファルトを流す手間もかかるので、工事の手間が多くなります。上を歩く場合、露出したままにはいかず、上に保護モルタルを貼る必要があります。そのため屋根が
重くなってしまうので、木造建築には向いていません。また紫外線が当たると硬化して劣化していきます。それを防ぐために保護が必要になります。


シーリング防水

シーリング工事とは、外壁のボードとボードのつなぎ目(隙間)をシーリング材で埋める工事です。この他、サッシの金具と壁のつなぎ目などにも行われます。シーリングをする目的は、つなぎ目から侵入する「雨漏りを防ぐ防水性」と地震などにより建物が揺れた際に「伸縮性により建物を守る耐震性」にあります。

シーリングは環境によって異なりますが、紫外線の影響を受け約5年を過ぎたあたりから劣化がはじまります。劣化が始まると、その「防水性」「伸縮性」を徐々に失い、最終的には雨漏りや外壁のひび割れの原因になります。雨漏りや外壁のひび割れは建物全体の劣化速度を一気に加速させる要因となりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

シーリングの材料には各種種類がありますので、ご紹介させて頂きます。

不定形シーリング材

シリコーン系 耐候性、ガラスへの接着に優れ、金属・ガラスカーテンウォールに適する。但し、汚れが付着しやすく目地周辺を汚染しやすい、表面に仕上げ材が付着しにくいなどの欠点も併せ持つ。
変成シリコーン系 耐久性、目地周辺への汚染防止性に優れているが、ガラスへの接着はやや劣る。
ポリイソブチレン系 耐久性・汚染防止性に優れ、幅広い用途に使うことが出来るが、開発されてから日が浅いため、外装材への接着性等に関しては、事前に確認することが望ましい。
ポリサルファイド系 汚れが付着しにくく、目地周辺の汚染が少ないため、石材やタイルの目地に適する。但し、耐疲労性が劣るので、カーテンウォールなど動きのある部位に用いると寿命が短くなることがある。
ポリウレタン系 耐熱性・耐候性・ガラスとの接着性は劣るが、表面に多くの仕上げ塗装を施すことができ、これにより耐熱性・耐候性を補うことが可能である。
アクリルウレタン系 ポリウレタン系と類似した性質を持ち、コンクリート系の目地に適する。
アクリル系 エマルションタイプであり、未硬化時の雨水による流失や氷点下での凍結などの問題があるが、引張応力が低く、多くの仕上げ塗装が可能で、耐久性もあることから主にALCの目地に使われている。
ブチル系 溶剤系であり、主にシート防水の継ぎ目に使われるが、建築物自体に使われることは稀である。

上記のような素材から適したシーリング材を選定し、シーリング工事を進めていきます。

防水工事とは?【千葉船橋八千代の防水工事】~まとめ~

千葉県船橋市にある中山工業では、お客様の住宅をお守りするために、知識と技術、丁寧さでお答えさせていただきます。防水工事でお客様の要望とプロから見た視点から、より良く、長くお付き合いいただけるように努めてまります。千葉県船橋市八千代市、習志野市、佐倉市、印西市、鎌ヶ谷市、白井市のお客様より沢山のご支持を頂いております。お気軽にご連絡をお待ちしております。


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