外壁の塗装はどうやっているの?

外壁の塗装工事を進めていると、どうやってやっているの?と聞かれることが良くあります。一般的な方法ですが、ご紹介させて頂きます。

外壁塗装の方法【工事の工程】

工程①足場
工程②洗浄
工程③下地調整【ケレン】
工程④養生
工程⑤下塗り
工程⑥上塗り1回目
工程⑦上塗り2回目
工程⑧足場バラシ


工程の詳細

工程①足場

職人が外壁や屋根に手が届くように足場が組み立てられます。足場は足場職人が鉄のパイプを組み合わせたような足場が組み立てられます。1つの鉄の板に200キロほどの耐荷重に耐えられるような頑丈なものが取り付きます。一般的な30坪の戸建て住宅では足場の取り付けに1日で完成いたします。防塵、落下防止、塗料の飛散防止のために保護ネットも同時に取り付きます。

工程②洗浄

住宅についた砂埃やコケ、藻を高圧洗浄機でご自宅全体を洗浄いたします。経年劣化をしている塗料や汚れをしっかり取ることで、新しい塗膜が地材にしっかりと取り付くために大切な作業となります。高圧洗浄をする場合、近隣住宅や通行人に水がかかる恐れがあるため、足場にビニールシートを取り回し周りに迷惑が掛からないようにしています。強力な高圧洗浄になりますので、取り扱う際には駐車場やご自宅の周りの塗替えをしない部分も同時に洗浄させていただきます。一般的な30坪の住宅の場合1日をかけて洗浄いたします。

ポイント~雨樋のつまり~

雨どいに落ち葉が詰まったり、鳥が巣をつくったりすると雨水が流れず、雨漏りが起きることがあります。また、詰まり雨どいから雨水の漏れ等が外壁をつたって道筋を作ることで、その道筋から汚れやひび割れを発生させ、 外壁面の耐候性を弱めていきます。

高圧洗浄の際には雨樋の洗浄も合わせて行わせていただきますのでご安心くださいませ。※状況により別途工事が必要な場合がございます。

工程③下地調整【ケレン】

劣化によって表面が凸凹の際に行う工程になります。以前とりついていた塗膜の浮きやシーリングの亀裂なども綺麗に取り外した後に、再度新しいものを取り付けます。※ひび割れやシーリングの割れなどは症状が少ない場合、塗膜でカバーが出来る場合があります。コストと状況によりお客様と相談の上で進めさせていただきます。

工程④養生

窓やエアコンの室外機、ダクトや植物など、塗りたくない、塗ってはいけない場所を養生(マスキング)します。幕板や色を2色使う場合、塗り分けする度に、養生する必要があります。

※ポイント※
養生の正確さ、丁寧さで塗替えの出来栄えが変わります。

下地処理とマスキングで一般的な30坪の住宅で1日かけて作業を進めていきます。

工程⑤下塗り

下地を固める、また中塗り上塗りの密着力を上げる工程です。「シーラー」「プライマー」と呼ばれる塗材を使用し、塗膜が剥がれにくく頑丈になるようにいたします。

工程⑥上塗り1回目

対候性の上塗り材を2回、塗布する工程となります。その1回目になります。

ポイント
塗料が垂れない、にじまないぎりぎりの厚さでローラーにて塗布いたします。ホームページ作成している私は素人ながらお手伝いしたことがあります。重い材料を持ちながら垂れないぎりぎりの量を塗布することは簡単ではありません。また、足場職人の腕によりローラーが届きにくい場所や構造上塗布しにくい場所まで丁寧な仕事が求められます。

ポイント

どうしてもローラーでは塗りきれない隙間があります。そんな時は、刷毛を使い塗り残しがない様にいたします。特に屋根の雪止めや、隅、端はローラーでは取り回しが効きません。丁寧な仕事でご対応いたします。

工程⑦上塗り2回目

上塗り材の2回目の塗布工程になります。1回目に厚めにしっかり塗布していますので、仕上げをします。場合により、塗料を薄めに作成し、表面をなだらかに見た目をよくするようにもしています。

多色使用する場合は、再度養生をし直し、工程⑥と工程⑦を繰り返します。

工程⑧足場バラシ

足場職人によって足場を解体いたします。

ここまでの①から⑧の工程を1週間から2週間ほどで工事を完了させます。

外壁塗装もただ塗ればいいというわけではありません。適材を選定し、丁寧な仕事が元盛られることがわかるでしょうか?

世の中には建築塗装屋は沢山あります。安い場所には安いなりの手抜き工程がある場合があります。特に下地調整や養生、下塗りは出来上がってからは確認のしようがありません。しかしながら、見えない部分が2,3年後の見た目に大きく影響を与えます。価格だけで選択することはお勧めでしません。


塗装作業の前に3つの確認

上記に外壁塗装の工程を説明させていただきましたが、施工を進める中で、3つの条件があります。施工にあたり、事前に確認をしますが、工程の一環としてご紹介させて頂きます。

①足場仮設スペースの確保

足場仮設の際に、電柱、電線の位置を確認させていただきます。距離が近いと感電の危険があるので、 防護管取付を電力会社に申し込みます。作業員が刷毛塗りをする時、 足場から壁まで最低60㎝程度が必要になります。狭小住宅では作業が出来ない場合がございます。また、歩道などに隣接している場合、道路許可証を取得しなくてはいけない場合がございます。

②敷地内にねた場の確保

塗装工事では、ねた場と呼ばれる塗料の置く場所が必要になります。お客様と相談し、 4~6㎡程度の作業スペースを確保させていただく必要があります。

③電気・水道の使用確認

塗装工事では、 塗料の撹拌用の【電気】が必要になります。また、塗料を混ぜたり、外壁を高圧洗浄するための水も必要です。お客様に事前に電気・水道の使用許可確認させていただきます。屋外コンセント、野外の水栓の場所も確認させていただいております。


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スタッフ紹介

【代表取締役 中山 一成】外壁塗装、防水工事16年のベテランです。当社のマスコットキャラのうみの親!絵が上手で、手先が器用。そして、完璧主義者!丁寧かつ、完璧な仕事をこなします!!あなただけのお家、個性を光らせたい方、お任せください。ご相談に乗ります!
【事務 中山 三奈】見積もり、ご相談に女性スッタフの同行をご希望される方は、お気軽にお問い合わせください。私が、同行いたします。お客様のご要望を、しっかりお聞きし、丁寧にお答えします。